宿泊施設の運営効率化を支援するaipass株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:山田 真由美氏)は12月25日、客室清掃DXプラットフォームを開発する株式会社Edeyans(本社:東京都中央区)とシステム連携を開始したと発表した。
『aipass』のオープンAPIを活用し、Edeyansが提供する『Jtas』と双方向でデータをリアルタイム連携することで、フロント業務と清掃業務を一元管理し、ホテル運営の大幅な効率化を目指す。
今回の連携により、チェックイン・アウト情報や客室ステータスが即座に『Jtas』へ反映され、清掃スタッフは自身の端末で「清掃に入れるか」を判断できるようになる。
また、清掃完了のステータスも『aipass』へ自動反映されるため、フロントスタッフはアーリーチェックインの可否や部屋割り当てをスムーズに行える。これにより、現場での紙や電話による確認作業が削減され、サービス品質の向上にも寄与する。
本連携は、沖縄県でホテルを運営する株式会社かりゆしの「KARIYUSHI LCH. RESORT on The Beach」にて既に導入されている。
同ホテルでは、セルフチェックインやスマートキー連携なども併せて導入しており、フロント・バックヤード・清掃を一気通貫でデジタル化する新しい運営モデルを構築。少人数での効率的な運営と顧客満足度の両立を実現しているという。
■ICTスタートアップリーグ
総務省による「スタートアップ創出型萌芽的研究開発支援事業」を契機に2023年度からスタートした支援プログラムです。
ICTスタートアップリーグは4つの柱でスタートアップの支援を行います。
①研究開発費 / 伴走支援
最大2,000万円の研究開発費を補助金という形で提供されます。また、伴走支援ではリーグメンバーの選考に携わった選考評価委員は、選考後も寄り添い、成長を促進していく。選考評価委員が“絶対に採択したい”と評価した企業については、事業計画に対するアドバイスや成長機会の提供などを評価委員自身が継続的に支援する、まさに“推し活”的な支援体制が構築されています。
②発掘・育成
リーグメンバーの事業成長を促す学びや出会いの場を提供していきます。
また、これから起業を目指す人の発掘も展開し、裾野の拡大を目指します。
③競争&共創
スポーツリーグのようなポジティブな競争の場となっており、スタートアップはともに学び、切磋琢磨しあうなかで、本当に必要とする分の資金(最大2,000万円)を勝ち取っていく仕組みになっています。また選考評価委員によるセッションなど様々な機会を通じてリーグメンバー同士がコラボレーションして事業を拡大していく共創の場も提供しています。
④発信
リーグメンバーの取り組みをメディアと連携して発信します!事業を多くの人に知ってもらうことで、新たなマッチングとチャンスの場が広がることを目指します。
■関連するWEBサイト
ICTスタートアップリーグ
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