コラム
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プロッセル、高専卒業生特化の転職エージェント「EnCycle Agent」をリリース ― 理論年収の5%相当を高専へ還元、「恩送り」システムでコミュニティ活性化 ―

高専生特化の転職エージェント EnCycle Agent

高専生を対象にしたキャリアパートナー事業を展開する株式会社プロッセル(本社:新潟県新潟市、代表取締役CEO:横山和輝氏)は12月9日、高専卒業生に特化した転職エージェントサービス「EnCycle Agent」をリリースしたと発表した。

本サービスは、高専出身のアドバイザーが求職者の技術力を正当に評価し、キャリアアップを支援するもの。最大の特徴は、紹介手数料の一部を出身高専やコミュニティへ寄付する業界初の「恩送り」システムだ。

■「EnCycle Agent」の3つの特徴

EnCycle Agent 還元の仕組み

「EnCycle Agent」の主な特徴は以下の通り。

業界初の「恩送り」システム
求職者の入社が決定した場合、理論年収の5%相当額をプロッセルが負担し、出身高専やコミュニティへ寄付する。寄付金はロボコンの材料費や研究設備のアップデートなどに活用される。

高専出身アドバイザーによる専門サポート
高専の技術・教育背景を深く理解したアドバイザーが担当し、一般的なエージェントでは伝わりにくい強みを言語化して企業に伝える。

高専ネットワークを活かした厳選求人
一般財団法人高専人会を通じたネットワークを活用し、優良企業の非公開求人を紹介する。

■高専の技術と縁を、未来へつなぐ

株式会社プロッセル

プロッセルは、「高専人を幸せに。そしてその周りの人へ。」をビジョンに掲げる長岡高専発のスタートアップ。

今回の新サービスを通じて、高専卒業生のキャリア支援を行うと同時に、未来の高専生へと還元する「En(縁)+ Cycle(循環)」のサイクルを確立し、高専エコシステムのさらなる発展を目指すとしている。

■ICTスタートアップリーグ
総務省による「スタートアップ創出型萌芽的研究開発支援事業」を契機に2023年度からスタートした支援プログラムです。
ICTスタートアップリーグは4つの柱でスタートアップの支援を行います。
①研究開発費 / 伴走支援
最大2,000万円の研究開発費を補助金という形で提供されます。また、伴走支援ではリーグメンバーの選考に携わった選考評価委員は、選考後も寄り添い、成長を促進していく。選考評価委員が“絶対に採択したい”と評価した企業については、事業計画に対するアドバイスや成長機会の提供などを評価委員自身が継続的に支援する、まさに“推し活”的な支援体制が構築されています。
②発掘・育成
リーグメンバーの事業成長を促す学びや出会いの場を提供していきます。
また、これから起業を目指す人の発掘も展開し、裾野の拡大を目指します。
③競争&共創
スポーツリーグのようなポジティブな競争の場となっており、スタートアップはともに学び、切磋琢磨しあうなかで、本当に必要とする分の資金(最大2,000万円)を勝ち取っていく仕組みになっています。また選考評価委員によるセッションなど様々な機会を通じてリーグメンバー同士がコラボレーションして事業を拡大していく共創の場も提供しています。
④発信
リーグメンバーの取り組みをメディアと連携して発信します!事業を多くの人に知ってもらうことで、新たなマッチングとチャンスの場が広がることを目指します。

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