ランニングアプリ「Runtrip(ラントリップ)」を運営する株式会社ラントリップ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:大森 英一郎氏)は12月1日、ウェルビーイングやヘルスケア領域への本格的な事業拡張を発表した。
また、この事業推進に向け、三菱UFJキャピタル株式会社(本社:東京都中央区)が運営するファンドより出資を受けたこともあわせて発表された。
ラントリップは創業以来、「もっと自由に、楽しく走れる世界」をミッションに掲げ、ランナー向けのSNSアプリやメディア運営を行ってきた。
今回の本格進出では、ランニングという日常的な運動習慣を出発点とし、楽しみながら健康を維持できるサービスやプロダクトを展開する。これにより、行動変容を促し、日本の少子高齢化に伴う医療費や社会保障費の健全化への貢献を目指すという。
今回の資金調達を受け、ラントリップはMUFGグループの知見やネットワークを活用し、新たな価値と文化の創出に取り組む。
同社はすでに、アプリの継続利用による生活習慣病予防効果などを確認しており、今後はこれらのエビデンスに基づいたヘルスケア事業の展開が期待される。
■ICTスタートアップリーグ
総務省による「スタートアップ創出型萌芽的研究開発支援事業」を契機に2023年度からスタートした支援プログラムです。
ICTスタートアップリーグは4つの柱でスタートアップの支援を行います。
①研究開発費 / 伴走支援
最大2,000万円の研究開発費を補助金という形で提供されます。また、伴走支援ではリーグメンバーの選考に携わった選考評価委員は、選考後も寄り添い、成長を促進していく。選考評価委員が“絶対に採択したい”と評価した企業については、事業計画に対するアドバイスや成長機会の提供などを評価委員自身が継続的に支援する、まさに“推し活”的な支援体制が構築されています。
②発掘・育成
リーグメンバーの事業成長を促す学びや出会いの場を提供していきます。
また、これから起業を目指す人の発掘も展開し、裾野の拡大を目指します。
③競争&共創
スポーツリーグのようなポジティブな競争の場となっており、スタートアップはともに学び、切磋琢磨しあうなかで、本当に必要とする分の資金(最大2,000万円)を勝ち取っていく仕組みになっています。また選考評価委員によるセッションなど様々な機会を通じてリーグメンバー同士がコラボレーションして事業を拡大していく共創の場も提供しています。
④発信
リーグメンバーの取り組みをメディアと連携して発信します!事業を多くの人に知ってもらうことで、新たなマッチングとチャンスの場が広がることを目指します。
■関連するWEBサイト
ICTスタートアップリーグ
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株式会社ラントリップ(公式サイト)
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