東京大学松尾研究室発のAIスタートアップである株式会社EQUES(本社:東京都文京区、代表取締役:岸 尚希氏)は3月26日、医薬品製造の品質保証(QA)に関わる文書業務の効率化AI SaaS「QAI Generator」において、新たに「逸脱報告書」「品質情報報告書」「年次照査」の自動生成機能をリリースしたと発表した。
第一弾として提供していた「変更申請書」の自動生成機能に続く今回のアップデートにより、製薬業界の品質保証業務におけるさらなる業務効率化と質の向上に貢献していく方針だ。
製薬業界における品質保証(QA)業務は、省令で定められた多岐にわたる文書の作成や査閲が求められ、他部署を巻き込んだ確認作業なども含めると現場の大きな負担となっている。さらに品質保証領域は専門性が高く、人材不足も業界全体の課題とされている。
EQUESはこうした課題を解決するため「QAI Generator」をリリースしてきたが、導入企業からは「他の定型文書や、より作成に時間がかかる報告書もAIで効率化したい」という要望が多数寄せられていた。これに応える形で、QA業務の中でも特に作成頻度が高く、専門的な知識や事実関係の正確な記述が求められる3つの文書へと対応領域を拡大した形だ。
今回追加された自動生成機能は以下の通りである。
1. 逸脱報告書(逸脱管理):製造工程等で発生した手順からの逸脱事項について、簡易なメモや状況をもとに、発生状況や原因調査、是正措置(CAPA)案などを論理的な文章として整理し、下書きを高速で生成する。
2. 品質情報報告書(品質情報管理):市場や医療現場などから寄せられた苦情などの品質に関する情報について、専門用語の文脈を正確に捉え、調査結果や製品品質への影響評価の文書化をサポートする。
3. 年次照査(年次レビュー):1年間の製造および品質管理の記録を総合的に評価する年次照査において、変更管理や逸脱管理など多岐にわたる項目のサマリー作成や、傾向分析の文章化をAIがアシストする。
同サービスは法令や論文などGMP(医薬品の製造管理及び品質管理の基準)領域に特化しており、製薬現場特有の専門用語や文脈を正確に捉えた高精度な文書作成が可能だ。また、企業ごとの独自のルールやテンプレートに合わせて質問項目などをカスタマイズできる機能も備えている。
万全のセキュリティ対策が施された環境で実行されるため、機密情報を扱う製薬企業でも情報漏洩のリスクを懸念することなく安全に利用できるという。現在、実際の機能を試すことができる二週間無料トライアルも実施している。
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②発掘・育成
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また、これから起業を目指す人の発掘も展開し、裾野の拡大を目指します。
③競争&共創
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