未電化・未通信地域のアフリカ地方農村部で分散型ネットワークインフラと農村課題解決特化のサービスを展開する株式会社Dots for(本社:東京都千代田区、代表取締役:Carlos Oba氏)は3月25日、スペイン・バルセロナで開催された世界最大のモバイル関連展示会「MWC Barcelona 2026」において、GSMAが主催する「2026 Global Mobile Awards (GLOMO Awards)」を受賞したと発表した。
「GLOMO Awards」はモバイル業界で最も権威ある賞とされており、独立系スタートアップとして日本企業初の快挙となる。日本企業全体の受賞としても、2021年の楽天モバイル以来、史上2社目となる歴史的なマイルストーンを樹立した。
同社は、社会課題解決に焦点を当てた「Tech4Good」カテゴリーの「Digital Inclusion & Usage-Gap Impact」部門において最優秀賞に選出された。AppleやSamsungなど巨大テック企業やグローバルキャリアが名を連ねる中、日本のスタートアップが革新性と社会実装力において世界一の評価を得たことは極めて異例の出来事であるという。
今回の審査では、アフリカの通信未整備地における「Digital Inclusion(デジタル包摂)」および「Usage-gap(利用格差)」の解消に対する圧倒的な実績が高く評価された。
同社は、通信網の圏内にありながらコストやスキルの壁によってインターネットを利用できない「Usage-gap」層に対し、地域コミュニティと密着した独自の普及・教育モデルを提供。単なる接続環境の提供を超えた、実効性のあるデジタルアクセスを実現している。
また、既存の大型インフラではカバーしきれないアフリカの村落に対して独自の分散型ネットワークを導入し、住民が初めて教育、医療、金融サービスを享受できる環境を整備した。巨大な設備投資や補助金に依存するのではなく、現地の住民自らがインフラの運用に携わることでデジタル経済の担い手へと変わる持続可能かつスケーラブルなビジネスモデルが、世界のモバイル業界が目指すべき指針として高く支持された形だ。
「私たちが何より誇りに思うのは、単なる『技術』の優位性ではなく、その先にある『Digital Inclusion(デジタル包摂)』の実績が世界に認められたことです。インフラが届かないことで機会を奪われていた人々が、スマホを手に取り、自らの手で未来を切り拓き始める。その『Usage-gap』を埋める挑戦こそが、私たちの存在意義です。今回の受賞を機に、アフリカ全土、そして世界の未整備地へデジタルによる可能性をさらに広げてまいります。」
■ICTスタートアップリーグ
総務省による「スタートアップ創出型萌芽的研究開発支援事業」を契機に2023年度からスタートした支援プログラムです。
ICTスタートアップリーグは4つの柱でスタートアップの支援を行います。
①研究開発費 / 伴走支援
最大2,000万円の研究開発費を補助金という形で提供されます。また、伴走支援ではリーグメンバーの選考に携わった選考評価委員は、選考後も寄り添い、成長を促進していく。選考評価委員が“絶対に採択したい”と評価した企業については、事業計画に対するアドバイスや成長機会の提供などを評価委員自身が継続的に支援する、まさに“推し活”的な支援体制が構築されています。
②発掘・育成
リーグメンバーの事業成長を促す学びや出会いの場を提供していきます。
また、これから起業を目指す人の発掘も展開し、裾野の拡大を目指します。
③競争&共創
スポーツリーグのようなポジティブな競争の場となっており、スタートアップはともに学び、切磋琢磨しあうなかで、本当に必要とする分の資金(最大2,000万円)を勝ち取っていく仕組みになっています。また選考評価委員によるセッションなど様々な機会を通じてリーグメンバー同士がコラボレーションして事業を拡大していく共創の場も提供しています。
④発信
リーグメンバーの取り組みをメディアと連携して発信します!事業を多くの人に知ってもらうことで、新たなマッチングとチャンスの場が広がることを目指します。
■関連するWEBサイト
ICTスタートアップリーグ
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株式会社Dots for(公式サイト)
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株式会社Dots for(LEAGUEA MEMBER)
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2026 GLOMO Awards 受賞者リスト(GSMA公式)
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プレスリリース原文
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