高専生向けキャリア支援などを展開する株式会社プロッセルホールディングス(本社:新潟県新潟市、代表取締役CEO:横山和輝氏)は12月26日、香川高等専門学校で開催された「高専人会キャリア講演」に同社代表の横山氏が登壇したことを発表した。
本講演は、地方に点在し多様なロールモデルとの接点が限られがちな高専生に対し、キャリア教育の機会を提供することを目的としている。
講演は2025年12月8日、香川高専詫間キャンパスにて行われた。
横山氏は「高専人が紡ぐ縁」をテーマに登壇。長岡高専時代の失敗談や、そこからどのようにして現在のキャリアに繋げたのか、自身の波乱に富んだ経験を赤裸々に語った。また、同イベントには一般財団法人高専人会代表理事でフラー株式会社取締役会長の渋谷修太氏も登壇し、「今こそ、高専の時代。」をテーマに講演を行った。
プロッセルホールディングスは、長岡高専出身の創業者によって設立されたスタートアップ。「高専人を幸せに。そしてその周りの人へ。」をビジョンに掲げ、高専生のキャリア支援やアントレプレナーシップ教育に特化した事業を展開している。
同社は今後も、高専生に対するキャリア教育を通じて、高専エコシステムの発展に寄与していくとしている。
■ICTスタートアップリーグ
総務省による「スタートアップ創出型萌芽的研究開発支援事業」を契機に2023年度からスタートした支援プログラムです。
ICTスタートアップリーグは4つの柱でスタートアップの支援を行います。
①研究開発費 / 伴走支援
最大2,000万円の研究開発費を補助金という形で提供されます。また、伴走支援ではリーグメンバーの選考に携わった選考評価委員は、選考後も寄り添い、成長を促進していく。選考評価委員が“絶対に採択したい”と評価した企業については、事業計画に対するアドバイスや成長機会の提供などを評価委員自身が継続的に支援する、まさに“推し活”的な支援体制が構築されています。
②発掘・育成
リーグメンバーの事業成長を促す学びや出会いの場を提供していきます。
また、これから起業を目指す人の発掘も展開し、裾野の拡大を目指します。
③競争&共創
スポーツリーグのようなポジティブな競争の場となっており、スタートアップはともに学び、切磋琢磨しあうなかで、本当に必要とする分の資金(最大2,000万円)を勝ち取っていく仕組みになっています。また選考評価委員によるセッションなど様々な機会を通じてリーグメンバー同士がコラボレーションして事業を拡大していく共創の場も提供しています。
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