遊漁券販売プラットフォーム「FISH PASS」を運営する株式会社フィッシュパス(本社:福井県坂井市、代表取締役:西村 成弘氏)は12月9日、2025年12月10日(水)から12日(金)まで東京ビッグサイトで開催される日本最大級の環境・SDGs総合展示会「エコプロ2025」に出展すると発表した。
同社は、水をすくうだけでその場に生息する生き物の多様性が見える「生物多様性DX」ソリューションを展示し、企業のネイチャーポジティブ(自然再興)への取り組みを支援する。
従来の生物調査は専門家による捕獲調査が主流で、多大なコストと時間を要していた。
今回フィッシュパスが提案するのは、「環境DNA分析」を活用した画期的なシステムだ。河川や湖沼などで採水したサンプルから、魚類だけでなく希少種、外来種、さらには周辺に生息するクマなどの大型哺乳類まで検出可能。誰でも簡単に調査でき、迅速に解析結果が得られるため、企業のCSR活動や自治体の環境保全計画など幅広い用途で活用できるという。
会期中は、会場内の特設ステージ「JAPAN IMPACT ECONOMY EXPO」にて開催される「インパクトピッチ」に、フィッシュパス代表の西村氏が3日間連続で登壇する。
「生物多様性DX」が地域経済や環境保全にどのようなインパクトを与えるのか、そのビジョンと具体的な取り組みについてプレゼンテーションを行う予定だ。
■ICTスタートアップリーグ
総務省による「スタートアップ創出型萌芽的研究開発支援事業」を契機に2023年度からスタートした支援プログラムです。
ICTスタートアップリーグは4つの柱でスタートアップの支援を行います。
①研究開発費 / 伴走支援
最大2,000万円の研究開発費を補助金という形で提供されます。また、伴走支援ではリーグメンバーの選考に携わった選考評価委員は、選考後も寄り添い、成長を促進していく。選考評価委員が“絶対に採択したい”と評価した企業については、事業計画に対するアドバイスや成長機会の提供などを評価委員自身が継続的に支援する、まさに“推し活”的な支援体制が構築されています。
②発掘・育成
リーグメンバーの事業成長を促す学びや出会いの場を提供していきます。
また、これから起業を目指す人の発掘も展開し、裾野の拡大を目指します。
③競争&共創
スポーツリーグのようなポジティブな競争の場となっており、スタートアップはともに学び、切磋琢磨しあうなかで、本当に必要とする分の資金(最大2,000万円)を勝ち取っていく仕組みになっています。また選考評価委員によるセッションなど様々な機会を通じてリーグメンバー同士がコラボレーションして事業を拡大していく共創の場も提供しています。
④発信
リーグメンバーの取り組みをメディアと連携して発信します!事業を多くの人に知ってもらうことで、新たなマッチングとチャンスの場が広がることを目指します。
■関連するWEBサイト
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