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フィッシュパス、自治体向けに「環境DNA分析」活用セミナーを開催 ― 「水をすくうだけ」でクマや魚類の生息調査が可能、生物多様性保全を支援 ―

フィッシュパス 環境DNA分析セミナー

遊漁券販売プラットフォーム「FISH PASS」を運営する株式会社フィッシュパス(本社:福井県坂井市、代表取締役:西村 成弘氏)は12月9日、全国の自治体環境業務担当者を対象とした無料WEBセミナー「クマもわかる!水をすくうだけの生き物調査セミナー ~環境DNA分析で実現する、これからの生物多様性保全~」を2025年12月19日(金)に開催すると発表した。

本セミナーでは、近年問い合わせが急増している「環境DNA分析」を用いた生物調査手法について解説し、自治体の環境保全業務をサポートする。

■「環境DNA」で調査を効率化、クマの生息分析も

採水キットとアプリ

「環境DNA分析」とは、水中に含まれる生物のDNA情報を解析することで、そこに生息する生物種を特定する技術。水をすくうだけで調査が可能であるため、従来の手法に比べて低コストかつ短時間で広範囲の調査が行える点が特徴だ。

セミナーでは、魚類だけでなく、近年出没が増加しているクマなどの陸上生物の生息分析サービスについても紹介される。生物多様性保全のキーワード解説から具体的な活用事例まで、自治体担当者にとって実践的な内容となる予定だ。

■農水省所管センターのエグゼクティブプランナーも登壇

ゲストとして、地域資源活用/地域連携中央サポートセンター(農林水産省所管)のエグゼクティブプランナー・藤澤氏が登壇。第三者の視点から、自治体における環境DNA活用の価値や、フィッシュパスの取り組みに対する評価について語られる。

開催日時は2025年12月19日(金)14:00〜15:00、Zoomによるオンライン開催で定員は50名(先着順)。

■ICTスタートアップリーグ
総務省による「スタートアップ創出型萌芽的研究開発支援事業」を契機に2023年度からスタートした支援プログラムです。
ICTスタートアップリーグは4つの柱でスタートアップの支援を行います。
①研究開発費 / 伴走支援
最大2,000万円の研究開発費を補助金という形で提供されます。また、伴走支援ではリーグメンバーの選考に携わった選考評価委員は、選考後も寄り添い、成長を促進していく。選考評価委員が“絶対に採択したい”と評価した企業については、事業計画に対するアドバイスや成長機会の提供などを評価委員自身が継続的に支援する、まさに“推し活”的な支援体制が構築されています。
②発掘・育成
リーグメンバーの事業成長を促す学びや出会いの場を提供していきます。
また、これから起業を目指す人の発掘も展開し、裾野の拡大を目指します。
③競争&共創
スポーツリーグのようなポジティブな競争の場となっており、スタートアップはともに学び、切磋琢磨しあうなかで、本当に必要とする分の資金(最大2,000万円)を勝ち取っていく仕組みになっています。また選考評価委員によるセッションなど様々な機会を通じてリーグメンバー同士がコラボレーションして事業を拡大していく共創の場も提供しています。
④発信
リーグメンバーの取り組みをメディアと連携して発信します!事業を多くの人に知ってもらうことで、新たなマッチングとチャンスの場が広がることを目指します。

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