SDV(Software Defined Vehicle)時代の車載アプリ基盤構築を目指す株式会社Bashow(本社:東京都中央区、代表取締役:程塚正史氏)は12月1日、首都圏で運用中の「地域トピック案内アプリ"Bashow"」に、新機能「好きなカテゴリ/嫌いなカテゴリ」および「発話頻度設定」を追加したと発表した。
「Bashow」は、移動中に周辺の店舗やスポットに関するトピックを短い音声で案内するアプリ。今回の機能追加により、ユーザーの好みや気分に合わせたパーソナライズが可能となる。
新たに追加された「好きなカテゴリ/嫌いなカテゴリ」機能では、「たべる」「買う」「遊ぶ・観る」などのカテゴリからユーザーが任意に設定できる。好きなカテゴリを指定すればそのトピックが多く案内され、嫌いなカテゴリは案内されなくなる。
従来は位置情報のみを考慮していたが、利用者の意向を反映させることで、より関心のある情報を提供できるようになる。
「発話頻度設定」機能では、トピック案内の頻度を「1分」「3分」「5分」の3段階から選択可能になった。
これにより、情報を積極的に聞きたい時は頻度を高く、BGMのように聞き流したい時は低く設定するなど、状況に応じた使い方ができるようになる。
同社は今後も機能追加を進め、パートナー企業との連携を図りながら、移動体験の付加価値向上を目指すとしている。
■ICTスタートアップリーグ
総務省による「スタートアップ創出型萌芽的研究開発支援事業」を契機に2023年度からスタートした支援プログラムです。
ICTスタートアップリーグは4つの柱でスタートアップの支援を行います。
①研究開発費 / 伴走支援
最大2,000万円の研究開発費を補助金という形で提供されます。また、伴走支援ではリーグメンバーの選考に携わった選考評価委員は、選考後も寄り添い、成長を促進していく。選考評価委員が“絶対に採択したい”と評価した企業については、事業計画に対するアドバイスや成長機会の提供などを評価委員自身が継続的に支援する、まさに“推し活”的な支援体制が構築されています。
②発掘・育成
リーグメンバーの事業成長を促す学びや出会いの場を提供していきます。
また、これから起業を目指す人の発掘も展開し、裾野の拡大を目指します。
③競争&共創
スポーツリーグのようなポジティブな競争の場となっており、スタートアップはともに学び、切磋琢磨しあうなかで、本当に必要とする分の資金(最大2,000万円)を勝ち取っていく仕組みになっています。また選考評価委員によるセッションなど様々な機会を通じてリーグメンバー同士がコラボレーションして事業を拡大していく共創の場も提供しています。
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