「最先端の機械学習技術をあやつり、社会の発展を加速させる」をミッションに掲げる株式会社EQUES(本社:東京都文京区、代表取締役:岸 尚希氏)は11月18日、茨城県立竜ヶ崎第一高等学校・附属中学校(太田垣校長)において、2025年10月18日に「未来を拓くAI×人のチカラ」をテーマとした未来創造型のAI×ビジネス授業を開催したことを発表した。
この授業は、EQUESが推進するAI相談サービス「AI×DX寺子屋」の一環として、学校側の「次世代を生きる生徒たちにキャリア教育の機会を提供したい」との要望に応え実現。生徒が「AIエージェント」と協働する未来を考え、地元企業への理解を深めることを目的に行われた。
授業は講義とワークショップの二部構成で実施された。前半はEQUESのスタッフが登壇し、「なぜ今、ビジネスにAIが必要なのか」や、新しい技術としての「AIエージェント」について解説した。
後半のワークショップでは、生徒が3〜4名のグループとなり、「地元企業の課題を分解し、それを解決するAIエージェントを考える」という課題に挑戦。国立研究開発法人日本原子力研究開発機構、株式会社 常陽銀行、高エネルギー加速器研究機構など、実在する地元企業や研究機関の課題を題材に、活発な議論が交わされた。
同社によると、授業中は和気藹々(わきあいあい)としながらも議論は白熱。生徒からは「その技術は具体的にどうやって実現するのか?」「ビジネスとしての実現可能性は?」といった、技術面や事業性にまで踏み込むハイレベルな質問が多く寄せられ、生徒たちのポテンシャルの高さが伺えたという。
太田垣校長は、「単なる座学ではなく動きながら身に付けるワークショップ型の講座にまとめ上げていただいた情熱と使命感に敬意を表します。(中略)参加した生徒・保護者にも大満足の質の高い講座を一緒に作り上げることができました」とコメントしている。
今回の授業の基となった「AI×DX寺子屋」は、東大生・東大出身者が7割を占めるEQUESのメンバーが、AIやDXに関する素朴な疑問や困りごとにチャットで回答し、AI活用やDX推進をサポートするサービス。技術顧問、開発支援、AI人材研修の実施なども応相談で提供している。
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最大2,000万円の研究開発費を補助金という形で提供されます。また、伴走支援ではリーグメンバーの選考に携わった選考評価委員は、選考後も寄り添い、成長を促進していく。選考評価委員が“絶対に採択したい”と評価した企業については、事業計画に対するアドバイスや成長機会の提供などを評価委員自身が継続的に支援する、まさに“推し活”的な支援体制が構築されています。
②発掘・育成
リーグメンバーの事業成長を促す学びや出会いの場を提供していきます。
また、これから起業を目指す人の発掘も展開し、裾野の拡大を目指します。
③競争&共創
スポーツリーグのようなポジティブな競争の場となっており、スタートアップはともに学び、切磋琢磨しあうなかで、本当に必要とする分の資金(最大2,000万円)を勝ち取っていく仕組みになっています。また選考評価委員によるセッションなど様々な機会を通じてリーグメンバー同士がコラボレーションして事業を拡大していく共創の場も提供しています。
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