お寺の課題解決を通じて地域社会の活性化を目指す株式会社TERA Tech Inc.(本社:東京都渋谷区、代表取締役:森 篤史氏)は11月13日、「飲むだけで地域社会と茶畑の保全に参加できる」サステナブル緑茶飲料「仏茶(Buccha)」の予約販売を開始したと発表した。
「仏茶」は、お寺と地域をつなぐ「新しい循環のかたち」として開発された、全国の寺院限定で販売される飲料。一般発売の予定はないという。
「仏茶(Buccha)」は、有機JAS認証を取得した国産茶葉を使用したやさしい味わいの緑茶。リサイクル可能な環境配慮型紙容器(125ml)を採用している。
最大の特徴は、茶畑でのCO₂吸収量を算出し、1本ごとの環境貢献を「見える化」している点だ。売上の一部は生産者に還元され、茶畑や里山の保全に寄与する仕組みとなっている。
同社代表の森篤史氏は、「「仏茶」は、ただの飲料ではなく、“ご縁をつなぐお茶”です。先祖代々守られてきた茶畑と、地域の寺院、そして現代の生活者を結ぶ橋渡しになりたい」とコメントしている。
同社の事前調査では、寺院から「ご参拝者へのおもてなしに」(72%)、「行事やイベントでの配布」(72%)といった活用意向が寄せられている。
導入予定の寺院からは、寺泊(宿坊)でのウェルカムドリンクとしての活用(群馬県・寳林寺)や、仏事での利用(岡山県・福王寺)など、サステナビリティの観点からも共感の声が上がっている。
TERA Tech Inc.は販売開始にあわせ、予約特典の提供のほか、「仏茶」を購入した寺院を「環境・地域貢献寺院」として公式サイトに掲載するプログラムや、寺院と企業が協働する「地域茶畑サポートプログラム」の拡大も発表した。
■ICTスタートアップリーグ
総務省による「スタートアップ創出型萌芽的研究開発支援事業」を契機に2023年度からスタートした支援プログラムです。
ICTスタートアップリーグは4つの柱でスタートアップの支援を行います。
①研究開発費 / 伴走支援
最大2,000万円の研究開発費を補助金という形で提供されます。また、伴走支援ではリーグメンバーの選考に携わった選考評価委員は、選考後も寄り添い、成長を促進していく。選考評価委員が“絶対に採択したい”と評価した企業については、事業計画に対するアドバイスや成長機会の提供などを評価委員自身が継続的に支援する、まさに“推し活”的な支援体制が構築されています。
②発掘・育成
リーグメンバーの事業成長を促す学びや出会いの場を提供していきます。
また、これから起業を目指す人の発掘も展開し、裾野の拡大を目指します。
③競争&共創
スポーツリーグのようなポジティブな競争の場となっており、スタートアップはともに学び、切磋琢磨しあうなかで、本当に必要とする分の資金(最大2,000万円)を勝ち取っていく仕組みになっています。また選考評価委員によるセッションなど様々な機会を通じてリーグメンバー同士がコラボレーションして事業を拡大していく共創の場も提供しています。
④発信
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■関連するWEBサイト
ICTスタートアップリーグ
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