イチゴの自動栽培ソリューション「HarvestX」の開発・販売を手掛けるHarvestX株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:市川 友貴氏)は3月25日、住友商事株式会社(以下、住友商事)と資本業務提携契約を締結したと発表した。あわせて、マレーシアにおける海外第一号案件の受注も報告された。
同社は今回の提携により、150か国以上に及ぶグローバルネットワークや食品・農業・流通分野における豊富な知見を持つ住友商事の強みを最大限に活用し、AIロボティクスによる自動授粉技術を核とした人工光型植物工場の完全自動化に挑戦するとともに、海外市場への展開を強化していく方針だ。
HarvestXが開発した「自動授粉ロボット」は、ディープラーニングによる花の状態識別と精密なロボットアームを組み合わせた世界初の特許取得済み技術を活用している。従来の植物工場では花粉を媒介するミツバチを飼育することが一般的だったが、閉鎖環境でのストレスによる飛行不能や早期死亡、衛生環境の悪化といった課題が存在していた。同社のロボットはこれらの課題を根本から解決し、高い授粉率を維持して生産性と収益性の向上に貢献する。
今回の提携を機に受注したマレーシアでの第一号案件は、同国内で日本関連食品事業を展開する企業が契約先となる。マレーシアではイチゴ関連商品の需要が高まっている一方で、現地産イチゴは品質や安定供給に課題があり、日本からの輸入品もコストや鮮度の観点から安定調達が困難だった。HarvestXのソリューションを導入することで、農業知識が少ないスタッフでも運用が容易になり、マレーシア国内の植物工場で日本品質のイチゴを通年かつ安定的に生産できるようになるという。
同社はマレーシアでの実績を皮切りに、製品のさらなる改善に取り組むとともに、東南アジアや中東、欧州など世界各地での事業展開を加速させる構えだ。グローバルな営業基盤を確立し、日本品質の農産物を世界に届けるプラットフォームの構築を目指していく。
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