東京大学松尾研究室発のAIスタートアップである株式会社EQUES(本社:東京都文京区、代表取締役:岸 尚希氏)は3月19日、アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社(以下、AWS ジャパン)が提供する「フィジカル AI 開発支援プログラム by AWS ジャパン」に採択されたと発表した。
同社は本プログラムへの参画を通じ、AWSの強力な計算リソースや技術支援を活用し、Vision-Language-Action(VLA)をはじめとする次世代のロボット基盤モデルおよびAIソリューションの開発を推進していく方針だ。
本プログラムは、AWS上でVision-Language-Action (VLA) などをはじめとした「ロボット基盤モデル」を開発する、日本に法人または拠点を持つ企業・団体を支援するAWS ジャパンの取り組みである。データ収集や前処理からモデルトレーニング、シミュレーション、実環境へのデプロイまでの一連のパイプライン構築を支援し、AIのロボティクスへの活用推進を目指している。
採択企業は、開発費用を一部カバーするAWSクレジットの提供をはじめ、フィジカルAI領域スペシャリストによる技術支援、ロボティクス・生成AIコミュニティへの参加、およびGo-to-Market(GTM)支援といった多角的なサポートを受けることができる。
EQUESは「最先端の機械学習技術をあやつり、社会の発展に加速させる」をミッションに掲げ、これまで伴走型技術開発や業務特化型生成AIの提供を通じて、様々な産業におけるLLM(大規模言語モデル)の社会実装を牽引してきた。
昨今、生成AIの進化に伴い、デジタル空間のみならず物理世界(フィジカル)で自律的に動作するAIへの注目が急速に高まっている。EQUESは今回の採択を受け、これまで培ってきた高度な機械学習技術や、要件定義から運用までを一気通貫で行う実装力を、新たに「フィジカルAI(ロボティクス×AI)」の領域へと拡張する。
AWS ジャパンの支援のもと、ロボット基盤モデル構築におけるコストや計算リソースの課題を解決し、研究開発の最前線で生まれる技術を、実際の業務現場で活用可能な形へと昇華させていく構えだ。
■経営陣からのコメント(代表取締役 岸 尚希氏 / 取締役 CTO 助田 一晟氏)
「この度、AWS ジャパンの『フィジカル AI 開発支援プログラム』に採択いただいたことを大変嬉しく思います。弊社がこれまでこだわってきた『研究と実践をシームレスに繋ぎ、より良い解を社会に実装する』というアプローチは、フィジカルAIという新たなフロンティアにおいても強力な武器になると確信しています。本プログラムによる充実したインフラ・技術支援を最大限に活用し、現実世界の複雑な課題を解決するAI技術の開発に邁進してまいります。」
■ICTスタートアップリーグ
総務省による「スタートアップ創出型萌芽的研究開発支援事業」を契機に2023年度からスタートした支援プログラムです。
ICTスタートアップリーグは4つの柱でスタートアップの支援を行います。
①研究開発費 / 伴走支援
最大2,000万円の研究開発費を補助金という形で提供されます。また、伴走支援ではリーグメンバーの選考に携わった選考評価委員は、選考後も寄り添い、成長を促進していく。選考評価委員が“絶対に採択したい”と評価した企業については、事業計画に対するアドバイスや成長機会の提供などを評価委員自身が継続的に支援する、まさに“推し活”的な支援体制が構築されています。
②発掘・育成
リーグメンバーの事業成長を促す学びや出会いの場を提供していきます。
また、これから起業を目指す人の発掘も展開し、裾野の拡大を目指します。
③競争&共創
スポーツリーグのようなポジティブな競争の場となっており、スタートアップはともに学び、切磋琢磨しあうなかで、本当に必要とする分の資金(最大2,000万円)を勝ち取っていく仕組みになっています。また選考評価委員によるセッションなど様々な機会を通じてリーグメンバー同士がコラボレーションして事業を拡大していく共創の場も提供しています。
④発信
リーグメンバーの取り組みをメディアと連携して発信します!事業を多くの人に知ってもらうことで、新たなマッチングとチャンスの場が広がることを目指します。
■関連するWEBサイト
ICTスタートアップリーグ
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株式会社EQUES(公式サイト)
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株式会社EQUES(LEAGUE MEMBER)
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プレスリリース原文
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