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東大発AIスタートアップ「きゅうりトマトなすび」、農業特化型AIエージェントを提供開始 ― 「ノウノウ」シリーズで現場の意思決定を支援、24時間365日の“相棒”に ―

ノウノウシリーズ 提供開始

農林水産業に特化したAIソリューションを開発する東京大学発スタートアップ、株式会社きゅうりトマトなすび(本社:東京都文京区、代表取締役CEO:佐々木 佑介氏、以下CTE)は1月27日、生成AI技術を活用した農業特化型AIエージェントサービス群「ノウノウシリーズ」の提供を開始した。

「ノウノウシリーズ」は、農業現場での意思決定に必要な情報収集・整理・実行を、対話を起点として支援するサービス群。CTE独自のアルゴリズムにより、日本の農業現場に即した高い回答精度と運用性の両立を目指している。

■「相談」「記録」「計画」をAIが一気通貫で支援

提供される主なサービスは以下の通り。

ノウノウチャット・ノウノウハブ
4時間365日、栽培に関する相談ができる対話型AI。地域や品目に応じた回答の最適化や、多言語翻訳(日本語、英語、中国語、ベトナム語、インドネシア語)に対応し、外国人技能実習生のサポートにも活用できる。

ノウノウチャット・ノウノウハブ
ノウレコ
LINEやSlackなどで作業や生育状況を送信するだけで、AIが自動で整理・蓄積する営農記録エージェント。
ノウレコ
ノウプラ(順次拡大)
栽培計画や作業計画の作成・更新を支援し、実行可能なタスクに落とし込む。
ノウノウビジョン(順次拡大)
画像解析による病害虫診断や生育モニタリングを行う。

■農林中金「AgriweB」との連携も深化

CTEはこれまで、農林中央金庫グループの「AgriweB」と連携し、農業特化型生成AIの提供を進めてきた。今回の「ノウノウシリーズ」は、その知見を活かし、知識・記録・計画・分析を一気通貫で扱えるAIエージェント基盤として進化させたものだ。

プランは個人向けの「スタンダードプラン(月額880円/ID)」と、法人・JA向けの「プロプラン(月額1320円/ID)」を用意。JA関係者は農林中央金庫経由での利用も可能となっている。

■ICTスタートアップリーグ
総務省による「スタートアップ創出型萌芽的研究開発支援事業」を契機に2023年度からスタートした支援プログラムです。
ICTスタートアップリーグは4つの柱でスタートアップの支援を行います。
①研究開発費 / 伴走支援
最大2,000万円の研究開発費を補助金という形で提供されます。また、伴走支援ではリーグメンバーの選考に携わった選考評価委員は、選考後も寄り添い、成長を促進していく。選考評価委員が“絶対に採択したい”と評価した企業については、事業計画に対するアドバイスや成長機会の提供などを評価委員自身が継続的に支援する、まさに“推し活”的な支援体制が構築されています。
②発掘・育成
リーグメンバーの事業成長を促す学びや出会いの場を提供していきます。
また、これから起業を目指す人の発掘も展開し、裾野の拡大を目指します。
③競争&共創
スポーツリーグのようなポジティブな競争の場となっており、スタートアップはともに学び、切磋琢磨しあうなかで、本当に必要とする分の資金(最大2,000万円)を勝ち取っていく仕組みになっています。また選考評価委員によるセッションなど様々な機会を通じてリーグメンバー同士がコラボレーションして事業を拡大していく共創の場も提供しています。
④発信
リーグメンバーの取り組みをメディアと連携して発信します!事業を多くの人に知ってもらうことで、新たなマッチングとチャンスの場が広がることを目指します。

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