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KiAI、旅行業の資産を「ビジネス調査インフラ」へ定義 ― ベトナムでの実地調査に成功、中小企業の海外進出コストを劇的に削減へ ―

KiAI ベトナム実地調査成功

AI海外展開サービスを開発・運営する株式会社KiAI(本社:茨城県日立市、代表取締役CEO:大場 一雅氏)は1月26日、世界各地に広がるランドオペレーター(現地手配会社)のネットワークを活用した海外企業調査サービスの実証実験をベトナム・ホーチミンにて実施し、成功裏に完了したと発表した。

本実証実験は、株式会社IACEトラベル(本社:東京都)との協業により、総務省「ICTスタートアップリーグ」の支援を受けて行われたもの。旅行業の資産であるランドオペレーター網を「ビジネス調査インフラ」として再定義し、現地の正確な企業情報を迅速かつ低コストで取得できることを実証した。

■新サービス「Trst」を2026年半ばにローンチ予定

海外展開支援プラットフォーム Trst

今回の成果を踏まえ、KiAIは2026年半ばに海外展開支援プラットフォーム「Trst(トラスト)」の正式提供を開始する予定だ。

「Trst」は、AIによるオンラインデータ解析と、ランドオペレーターによる実地確認(オフライン)を組み合わせたハイブリッド型サービス。従来、数百万円かかっていた海外調査・コンサルティングコストを、月額10万円からという中小企業でも手の届く価格帯で提供することを目指す。今回の実証では、3社の企業調査を最短1日で完了し、コストと時間を劇的に削減できることが確認された。

■「情報の壁」を壊し、中小企業の海外進出を支援

株式会社KiAI

KiAIは「すべての人にグローバルなリターンを届ける」をビジョンに掲げる茨城大学発のベンチャー企業。

中小企業が海外進出する際に直面する「情報の非対称性」や「高額な調査コスト」といった課題に対し、世界中に数万社存在するランドオペレーターのネットワークを活用することで解決を図る。今後は対象国をアジア・欧米などへ順次拡大し、日本の中小企業が安心して世界へ挑める情報基盤の構築を目指していくとしている。

■ICTスタートアップリーグ
総務省による「スタートアップ創出型萌芽的研究開発支援事業」を契機に2023年度からスタートした支援プログラムです。
ICTスタートアップリーグは4つの柱でスタートアップの支援を行います。
①研究開発費 / 伴走支援
最大2,000万円の研究開発費を補助金という形で提供されます。また、伴走支援ではリーグメンバーの選考に携わった選考評価委員は、選考後も寄り添い、成長を促進していく。選考評価委員が“絶対に採択したい”と評価した企業については、事業計画に対するアドバイスや成長機会の提供などを評価委員自身が継続的に支援する、まさに“推し活”的な支援体制が構築されています。
②発掘・育成
リーグメンバーの事業成長を促す学びや出会いの場を提供していきます。
また、これから起業を目指す人の発掘も展開し、裾野の拡大を目指します。
③競争&共創
スポーツリーグのようなポジティブな競争の場となっており、スタートアップはともに学び、切磋琢磨しあうなかで、本当に必要とする分の資金(最大2,000万円)を勝ち取っていく仕組みになっています。また選考評価委員によるセッションなど様々な機会を通じてリーグメンバー同士がコラボレーションして事業を拡大していく共創の場も提供しています。
④発信
リーグメンバーの取り組みをメディアと連携して発信します!事業を多くの人に知ってもらうことで、新たなマッチングとチャンスの場が広がることを目指します。

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