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子育てマップアプリ『iiba』、JR西日本グループの事業共創プログラム「ベルナル」に採択 ― 駅や沿線のアセットを活用し「子どもと出かけたくなる沿線づくり」へ ―

iiba JR西日本グループ ベルナル採択

子育てマップアプリ『iiba(いいば)』を開発・運営する株式会社iiba(本社:東京都港区、代表取締役社長:逢澤奈菜氏)は12月18日、JR西日本グループが主催する事業共創プログラム「ベルナル」に採択されたと発表した。

同社は今後、JR西日本グループとともに、駅や沿線のアセットを活用した実証・検証を重ね、子育て世帯と地域双方に価値をもたらす新たな事業創出に取り組む。

■「孤育て」を「楽しい子育て」へ、駅を起点に社会を変える

事業共創イメージ

iibaは「子育てしやすい社会を目指し、新たな子育てインフラを構築する」をビジョンに掲げ、親子のリアルな体験や口コミを可視化するマップアプリを展開している。

今回のプログラムでは、「孤育てを、まちのチカラで『楽しい子育て』に変える」をミッションに設定。駅構内や商業施設、デジタルサイネージ、交通動線データといったJR西日本グループの豊富なアセットを活用し、「駅を起点に、子育て世帯が外に出たくなる社会」の実現を目指す。

■事業共創プログラム「ベルナル」とは

「ベルナル」は、JR西日本グループの経営資源を活用し、スタートアップと共に社会課題解決と新事業創出に挑むプログラム。

選考を通過したパートナー企業は、JR西日本グループ社員とチームを組み、約10ヶ月間にわたる実証・検証を行う。事業化の判断後には、JR西日本イノベーションズからの出資を含む資本提携も検討されるという。

今後のスケジュールとしては、2026年から2027年にかけて段階的な審査会を経て、本格的な検証実施へと進む予定だ。

■ICTスタートアップリーグ
総務省による「スタートアップ創出型萌芽的研究開発支援事業」を契機に2023年度からスタートした支援プログラムです。
ICTスタートアップリーグは4つの柱でスタートアップの支援を行います。
①研究開発費 / 伴走支援
最大2,000万円の研究開発費を補助金という形で提供されます。また、伴走支援ではリーグメンバーの選考に携わった選考評価委員は、選考後も寄り添い、成長を促進していく。選考評価委員が“絶対に採択したい”と評価した企業については、事業計画に対するアドバイスや成長機会の提供などを評価委員自身が継続的に支援する、まさに“推し活”的な支援体制が構築されています。
②発掘・育成
リーグメンバーの事業成長を促す学びや出会いの場を提供していきます。
また、これから起業を目指す人の発掘も展開し、裾野の拡大を目指します。
③競争&共創
スポーツリーグのようなポジティブな競争の場となっており、スタートアップはともに学び、切磋琢磨しあうなかで、本当に必要とする分の資金(最大2,000万円)を勝ち取っていく仕組みになっています。また選考評価委員によるセッションなど様々な機会を通じてリーグメンバー同士がコラボレーションして事業を拡大していく共創の場も提供しています。
④発信
リーグメンバーの取り組みをメディアと連携して発信します!事業を多くの人に知ってもらうことで、新たなマッチングとチャンスの場が広がることを目指します。

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