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a23s「クラウドリーガル」とNXワンビシアーカイブズ、法務DD分野で連携 ― 大量書類の電子化からAIレビューまで一気通貫、M&Aの迅速化を支援 ―

クラウドリーガルとNXワンビシアーカイブズが連携

生成AI搭載の企業法務ALSP「クラウドリーガル」を提供するa23s株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:﨑地 康文氏)と、NIPPON EXPRESSホールディングスグループの株式会社NXワンビシアーカイブズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:高橋 豊氏)は12月16日、法務デューデリジェンス(法務DD)分野での連携を開始したと発表した。

NXワンビシアーカイブズの書類電子化サービス「WAN-Scan」および「AI-OCR×BPO」と、クラウドリーガルの生成AI法務支援を組み合わせることで、M&Aや事業承継時に発生する膨大な契約書類の確認作業を大幅に効率化する。

■紙書類の山を「電子化×AI」で攻略

連携による法務DDのフロー

M&Aにおける法務DDでは、対象企業の膨大な契約書や規定類を短期間で精査する必要があるが、紙媒体で保管されている書類の電子化やデータ化、専門家によるレビュー作業に多大な時間とコストがかかることが課題となっていた。

今回の連携では、まずNXワンビシアーカイブズが大量の紙書類を「WAN-Scan」で電子化し、「AI-OCR×BPO」を用いて高精度にテキストデータ化する。その後、データ化された書類を「クラウドリーガル」に取り込み、生成AIと弁護士・専門家チームがハイブリッド体制でレビューを行う。

■コスト削減と見落としリスクの低減を実現

この一気通貫のソリューションにより、従来の手作業に比べて作業工数とコストの大幅な削減が見込めるほか、AIと専門家のダブルチェックによりリスクの見落としも防止できるとしている。

両社は、企業の法務DXを推進し、迅速な経営判断が求められるM&A市場において、より高品質かつ効率的な支援を提供していく構えだ。

■ICTスタートアップリーグ
総務省による「スタートアップ創出型萌芽的研究開発支援事業」を契機に2023年度からスタートした支援プログラムです。
ICTスタートアップリーグは4つの柱でスタートアップの支援を行います。
①研究開発費 / 伴走支援
最大2,000万円の研究開発費を補助金という形で提供されます。また、伴走支援ではリーグメンバーの選考に携わった選考評価委員は、選考後も寄り添い、成長を促進していく。選考評価委員が“絶対に採択したい”と評価した企業については、事業計画に対するアドバイスや成長機会の提供などを評価委員自身が継続的に支援する、まさに“推し活”的な支援体制が構築されています。
②発掘・育成
リーグメンバーの事業成長を促す学びや出会いの場を提供していきます。
また、これから起業を目指す人の発掘も展開し、裾野の拡大を目指します。
③競争&共創
スポーツリーグのようなポジティブな競争の場となっており、スタートアップはともに学び、切磋琢磨しあうなかで、本当に必要とする分の資金(最大2,000万円)を勝ち取っていく仕組みになっています。また選考評価委員によるセッションなど様々な機会を通じてリーグメンバー同士がコラボレーションして事業を拡大していく共創の場も提供しています。
④発信
リーグメンバーの取り組みをメディアと連携して発信します!事業を多くの人に知ってもらうことで、新たなマッチングとチャンスの場が広がることを目指します。

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