遊漁券のオンライン販売システムなどを提供する株式会社フィッシュパス(本社:福井県坂井市、代表取締役:西村 成弘氏)は12月10日、同日から開催される「第8回環境DNA学会山口大会」に展示企業として参加することを発表した。
同社は「生物多様性DX」を掲げ、環境DNA分析サービスに加え、調査効率化を実現するアプリやキット、分析結果を可視化するレポートシステムなどを展示する。
展示内容は、高精度な「環境DNA分析サービス」のほか、現場でのサンプリング作業負担を軽減する「採水キット」、場所や時間などのメタデータをスマホで記録できる「採水アプリ」、分析データを地図上にマッピングして可視化する「レポートシステム」など。
これらにより、手書き記録の手間やミスを削減し、地域ごとの生態系変化を定量的に捉えることが可能になるという。
フィッシュパスは、環境DNA技術の社会実装促進を目的として本学会に出展。
生物多様性の保全や水産資源管理において注目される環境DNA技術に対し、フィールド調査やデータ管理の課題を解決する具体的なソリューションをデモンストレーションを通じて紹介する。
■ICTスタートアップリーグ
総務省による「スタートアップ創出型萌芽的研究開発支援事業」を契機に2023年度からスタートした支援プログラムです。
ICTスタートアップリーグは4つの柱でスタートアップの支援を行います。
①研究開発費 / 伴走支援
最大2,000万円の研究開発費を補助金という形で提供されます。また、伴走支援ではリーグメンバーの選考に携わった選考評価委員は、選考後も寄り添い、成長を促進していく。選考評価委員が“絶対に採択したい”と評価した企業については、事業計画に対するアドバイスや成長機会の提供などを評価委員自身が継続的に支援する、まさに“推し活”的な支援体制が構築されています。
②発掘・育成
リーグメンバーの事業成長を促す学びや出会いの場を提供していきます。
また、これから起業を目指す人の発掘も展開し、裾野の拡大を目指します。
③競争&共創
スポーツリーグのようなポジティブな競争の場となっており、スタートアップはともに学び、切磋琢磨しあうなかで、本当に必要とする分の資金(最大2,000万円)を勝ち取っていく仕組みになっています。また選考評価委員によるセッションなど様々な機会を通じてリーグメンバー同士がコラボレーションして事業を拡大していく共創の場も提供しています。
④発信
リーグメンバーの取り組みをメディアと連携して発信します!事業を多くの人に知ってもらうことで、新たなマッチングとチャンスの場が広がることを目指します。
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