(鹿児島県・鹿児島市)
「100年先の食卓にも地魚を」日本沿岸では約500種類もの水産物が水揚げされています。この豊かな多様性をもつ水産資源を守りながら、地魚の魅力を通じて地域経済を活性化し、人々の食卓をより豊かにしたいと考えています。その想いから、2025年1月に鹿児島大学発ベンチャー企業として創業しました。少子高齢化により人手不足が深刻化している漁村において、デジタル技術を最大限に活用し、産地魚市場の省力化・効率化を進めていきます。これにより水産業DXを推進し、適切な資源管理体制のもとで、安心安全でおいしい魚を次世代にも届けられるような、持続可能な食料生産業の実現に貢献していきます。
AIやIoTなどの最先端のデジタル技術を活用し、産地魚類市場に水揚げされた魚の情報をデジタルで一元管理する「水産物情報プラットフォーム」を構築します。このプラットフォームにより、水産物の計量や市場分析、販売支援などの業務を一括で行えるようにし、作業の効率化を図ります。さらに、水揚げデータをリアルタイムで収集・共有できる仕組みを整えることで、水産資源のより正確な管理を実現するとともに、適正な産地価格の形成や販路の拡大につなげます。これらを通じて、地域経済の活性化と水産業の持続的な発展に貢献していきたいと考えています。
| 代表者 |
江幡 恵吾1973年3月 富山県高岡市生まれ 1996年3月 北海道大学水産学部漁業学科 卒業 1998年3月 北海道大学大学院水産学研究科漁業学専攻 修了 1998年4月〜1999年11月 水産物流通会社で勤務 1999年12月 鹿児島大学水産学部 助手 2007年4月 鹿児島大学水産学部 助教 2010年7月 鹿児島大学水産学部 准教授 2025年1月〜 株式会社ZIFISH 代表取締役 CEO |
|---|---|
| 主な実績 | ・鹿児島市 MarkMeizan_Spread pt.3(2024年9月8日開催)優秀賞 ・リバネス テックプランター2024マリンテックグランプリ(2024年9月21日開催)ファイナリスト ・鹿児島ICTel大賞2024(2025年1月25日開催)DX部門優秀賞 ・鹿児島県ビジネスプランコンテスト(2025年1月25日開催)なんぎんキャピタル賞 ・うるるビジネスコンテスト(2025年7月25日開催)「優秀賞」「オーディエンス賞」 |
| 子供の頃の夢 | 小学校の卒業アルバムに将来の夢は「コンピューター会社の社長」と書いていました。 |
| 影響を受けたヒト、モノ、コト | 水産業の重要性と魅力、魚の本当のおいしさを漁業現場で熱心にご教示いただいた大学時代の恩師・梨本勝昭教授です。 |
| 起業したきっかけ、成し遂げたい目標、創りたい世界 | 北海道大学水産学部で漁業学を学び、1999年12月に鹿児島大学水産学部の教員として着任しました。以来、鹿児島をはじめ、島根県や高知県、さらには東南アジアのタイ・ベトナム、ヨーロッパのノルウェーなど、国内外のさまざまな地域で漁船に乗り込み、漁業者の方々とともに魚の獲り方についてひたすら研究を重ねてまいりました。また、魚を獲るだけでなく、ダイビングによって海中に潜り、魚の生息環境を整備したり造成したりする研究にも取り組んできました。 長年、現場に立ち続けてきた経験から、日本の水産業にはまだ多くの魅力と可能性があると感じています。しかし、その価値は十分に知られていないのが現状です。近年は、急速に進化するデジタル技術を活用し、水産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進することで、世界に誇れる新たな水産業を築いていきたいと考えています。 |
| 会社名 | 株式会社ZIFISH |
|---|---|
| 代表者名 | 江幡 恵吾 |
| 住所 | 鹿児島県鹿児島市武1丁目2-10 JR鹿児島中央ビル4F |
| 公式サイト、SNS |
公式サイト |
| 設立日 | 2025年1月31日 |
| 受賞歴 |
・2024年9月8日 鹿児島市 MarkMeizan_Spread pt.3「優秀賞」 ・2025年1月25日 鹿児島ICTel大賞2024「DX部門優秀賞」 ・2025年1月25日 鹿児島県ビジネスプランコンテスト「なんぎんキャピタル賞」 ・2025年7月25日 うるるビジネスコンテスト「優秀賞」「オーディエンス賞」 |
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