株式会社ALAN 2025

(神奈川県・横浜市)

脳と身体の健康を支える次世代医療機器やヘルスケアサービスを現場に届けることをミッションとして、2021年2月に創業された慶應義塾大学医学部発ベンチャー協議会のスタートアップ企業です。神経や睡眠などの領域においては、はっきりした原因や治療法がまだ解明されていない病気も多く、世界中で数多くの人が苦しんでいます。私たちは医工連携研究者、神経内科医、理工学博士から構成されており、技術開発から臨床応用までをワンストップで担うことが可能です。私たちの強みを活かして、患者さんたちが「いつでもどこでも」自分らしく生活できる世界を実現します。

株式会社ALANが目指すイノベーション
INNOVATION

睡眠時無呼吸症候群の症状改善アプリの開発

リーグでは、睡眠時無呼吸症候群患者に対し、自社開発の在宅睡眠評価装置nemurin®で計測した無呼吸指数をクラウド解析し、AIによって二週間で改善へ導く治療用スマホアプリを実用化することを目指す。nemurin®の医療グレード測定および解析アルゴリズム(特許出願済)、睡眠外来クリニックを軸とした臨床試験体制が高い参入障壁となり、治療継続率向上と潜在患者900万人への早期スクリーニングを促進することで、医療費削減が期待できる。研究開発要素として、①スマホアプリの開発、②患者ごとに最適化した介入プランを提案するAIアルゴリズムの開発、③病態理解を促す教育コンテンツの制作、に取り組み、最終的にこれらを一体化する。

この技術を知ってもらう

代表者紹介
REPRESENTATIVE

代表者 近藤 崇弘
2009年に聖マリアンナ医科大学卒業後、慶應義塾大学大学院にて博士(医学)を取得。特任助教として医工連携研究に5年間従事した後、2019年より慶應大医学部助教に就任。主に神経科学とリハビリに関する多くの研究課題をプロジェクトリーダーとして推進。研究で得た知見・スキルを社会実装することを目的に、2021年2月に株式会社ALANを創業。研究論文を15報発表。著書(共著)として『医療 × 企業』(メディカ出版)を2024年に出版。現在、睡眠外来クリニック院長、慶應大医学部特任助教、日本健康経営専門医機構理事も務める。

基本情報
BASIC
INFORMATION

会社名 株式会社ALAN
代表者名 近藤 崇弘
住所 神奈川県横浜市栄区元大橋一丁目8番10号
公式サイト、SNS 公式サイト
設立日 2021年2月
受賞歴 2021年6月 筑波大学がAMED橋渡し研究戦略的推進事業として主催する「Research Studio 2021」に採択
2021年7月 経済産業省およびJETROが主催する「始動 Next Innovator 2021」に採択
2021年12月 2ヵ月間の「始動 Next Innovator 2021」のプログラムを経て、シリコンバレー派遣メンバーに選出
2022年3月 NEDOが主催する「ESG TECH BATTLE 2022」のピッチコンテストにて優秀賞「NEDO賞」を受賞(応募全130チーム中の2位)
2022年6月 公益財団法人木原記念横浜生命科学振興財団が横浜市の補助金を受けて実施する「LIP. 横浜 トライアル助成金」に採択
2022年8月 福島県「令和4年度地域復興実用化開発等促進事業費補助金(新規)」に採択
2022年8月 NEDO「研究開発型スタートアップ支援事業/NEDO Entrepreneurs Program(NEP)」にタイプA[法人]として採択
2022年10月 仙台市「東北グロースアクセラレーター(TGA)2022」に採択
2022年11月 横浜市とKievit Scientificが主催する「米国ライフサイエンス 市場開拓支援プログラム 2022」に採択
2022年11月 SPARK「Research Studio 2022 B-GEAR Final Pitch Event」においてVigorous Workout Awardを受賞
2023年5月 福島県「令和5年度地域復興実用化開発等促進事業費補助金(継続)」に採択
2023年7月 福島イノベーション・コースト構想推進機構「Fukushima Tech Create(FTC)アクセラレーションプログラム」に採択
2024年5月 福島県「令和6年度地域復興実用化開発等促進事業費補助金(継続)」に採択

もっと見る