株式会社EfficiNet X 2025

(東京都・文京区)

株式会社EfficiNet Xは「チームプレー型AI」の研究開発に取り組んでいる会社です。今後ロボットやドローンが協調的にふるまい、人間には不可能な様々なタスクをこなしていくことが期待されています。防衛・防災やエネルギー、物流など様々な業界で何百、何万台のロボットを「チームプレー」させて圧倒的な効率性を実現するイノベーションを起こすことを目的としています。チームメンバーは東京大学出身のエンジニアが多く、AI(機械学習)のみならず、数理最適化やコンピュータサイエンスに関する幅広い知見を有していることが強みでもあります。

株式会社EfficiNet Xが目指すイノベーション
INNOVATION

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汎用型マルチエージェント深層強化学習ライブラリの開発

様々な業界で「チームプレー型AI」を適用できるように汎用的なライブラリの開発を目指します。具体的には、「マルチエージェント深層強化学習」の最先端の複数のモデルを、どんな業界の人でも簡単に使えるように提供します。特に近年注目を集めているトランスフォーマーベース(ChatGPTの基盤もトランスフォーマー)のモデルを提供する予定です。
その後、ライブラリの有効性を示し、どんな業界にとっても「チームプレー型AI」が強力な選択肢になることを示すためにデモを開発します。また、大規模言語モデルと組み合わせることでテキスト指示のみでロボットどうしを協調できるようにすることを目指す。

この技術を知ってもらう

代表者紹介
REPRESENTATIVE

代表者 画像 中村 紳太郎
東京大学 新領域創成科学研究科 博士課程修了 博士(科学)
経歴
神奈川県立湘南高校卒業(サッカー部)
東京大学工学部計数工学科卒業(ア式蹴球部(体育会サッカー部))
大学の数学の授業が好きだったのと漠然とAIに興味があったというのもあり、気づいたら博士課程で機械学習(AI)を研究していました。強化学習という分野が専門ですが、言語・画像・音声幅広く興味があります。
小中高大とサッカーをしていましたし、今でも大学のOBチームに所属して社会人リーグでプレーしています。
主な実績 2025年 ICTスタートアップリーグ参加
子供の頃の夢 サッカー選手
当時はロナウジーニョに憧れていました。
影響を受けたヒト、モノ、コト ヒト「イーロン・マスク」テクノロジーに対する情熱と圧倒的なエネルギーをリスペクトしています。
モノ「ドラえもん」AIの究極系だと思っています。
コト「NHKスペシャル『人工知能 天使か悪魔か』」この番組を見てぼんやりとAIについてもっと知りたいと思った
起業したきっかけ、成し遂げたい目標、創りたい世界 - 起業を志すきっかけ
明確なきっかけはありません。自分の中にあるアイデアをスピーディーに主体的に実現するにはどうすればよいか、と考えたときに起業が一番いいな感じました。イーロン・マスクやスティーブ・ジョブスが世界を一変させるような革命的なアイデアを実現しているのを見たのも大きいかもしれません。
- 成し遂げたい目標
第一に、チームプレー型AIを全産業に応用することです。例えば物流では配送ロボットやドローン、自動運転トラックが協力し合って配送スケジュールを柔軟に組んでいくことで頑健な物流網を構築することが出来ます。防衛・防災分野でも、様々なロボット(ヒューマノイドロボット・ドローンなど)を協調して、敵から身を守ることや人命救助をハイレベルでこなせるようになります。
第二に、世界と戦えるAIの会社になることです。OpenAI、DeepSeek、Googleをはじめ、世界のAI競争は熾烈を極めています。我々は彼らの背中を単純に追うのではなく、マルチエージェントAIを武器に、各業界のドメイン知識をうまく活用したり、AIの小型化を研究したり、独自の路線で世界のAI競争に追いつき、追い越したいと思っています。
- 創りたい世界
人間がAI・ロボットと共生する世界です。人間がAI・ロボットと共生するにはチームプレー型AIの普及が不可欠です。人間にはできないようなことを素早く、安心安全にこなすAI・ロボットが互いに協力し合って今まで不可能だったことを次々と可能にする世界を夢見ています。

基本情報
BASIC
INFORMATION

会社名 株式会社EfficiNet X
代表者名 中村 紳太郎
住所 東京都文京区本郷6丁目25-14 宗文館ビル
公式サイト、SNS 公式サイト
@shintarooo777 | X (Twitter)
設立日 2023年9月27日

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