株式会社tayori 2025

(東京都・中野区)

株式会社tayoriは、「もしものときに、大切な人に想いや必要な情報を確実に届けられる社会の実現」を目指し、エンディングメッセージサービス「ことばの保険 tayorie」を運営しています。 ユーザーが生前に預けたメッセージや、遺族が必要とする手続き情報を、死後に指定の相手に自動で届ける仕組みを提供し、残された人の精神的・実務的負担を軽減します。 2024年11月に正式リリース後、2025年7月現在で約3,400名が登録。将来的には、生命保険や信託銀行などとの連携によって、誰もが安心して「もしものとき」に備えられる社会インフラを目指しています。

株式会社tayoriが目指すイノベーション
INNOVATION

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エンディング支援サービス〝tayorie〟のPoC開発

本事業では、終活をより手軽に始められるWebサービス「ことばの保険 tayorie」において、ユーザーが自然に行動を起こせるUX設計と、死後に確実に想いや情報を届ける仕組みの精度向上を目的としたPoC開発を行います。
主な取り組み内容は以下の通りです。
・UX/UI改善:便り作成や相手招待を自然に促す画面設計を実装し、行動実行率を向上させる。
・エンディングノート機能開発:資産・保険情報などを簡単に記録できる機能を追加し、終活行動を定着化。
これらを通じて、終活の実行率向上と、残された家族の精神的・実務的負担を軽減することを目指します。

この技術を知ってもらう

代表者紹介
REPRESENTATIVE

代表者 画像 直林 実咲
横浜国立大学卒業後、出版社の営業部に従事しました。
その後、フリーランスとして企業のSNS運用代行業務を手がけ、ブランドの想いを多くの人に届ける戦略支援を行いました。
2023年12月に株式会社tayoriを設立し、代表取締役に就任。
2024年11月23日には、亡くなった際に大切な人へ想いや必要情報を自動で届けるWEBサービス「ことばの保険 tayorie」を正式リリースし、現在も代表としてサービス開発および事業推進に取り組んでいます。
子供の頃の夢 小さい頃は「女優になりたい」と思っていたけど、高校生になる頃には「将来は社長になる!」と、まわりに宣言していました(笑) ひとまず肩書だけは夢をかなえたので、当時あこがれていた社長像に近づけるよう、ひたむきに泥臭く、キラキラしていたいです。
影響を受けたヒト、モノ、コト ヒト「日向徹(ドラマ「リッチマン・プアウーマン」の主人公)」
モノ「たくさんの小説」
コト「想いを伝え合う家庭で育ち、人の想いがパワーになることを身近に感じて育った経験」
起業したきっかけ、成し遂げたい目標、創りたい世界 起業を志した明確なきっかけが2つあります。
学生時代にステーキを喉につまらせて、“あ、これマジで死ぬな”と覚悟したことがありまして(笑)。
そのときに一番に頭に浮かんだのが、“お母さんに申し訳ない”という気持ちでした。普段から“ありがとう”とか“大好き”って言葉にするくらい仲がいいんですが、そのとき伝えたかったのは、“私がいなくても、ちゃんと泣き止んで、前を向いて生きていってね”“お母さんの娘に生まれてきて最高に幸せだったよ”ということでした。
幸い一命はとりとめて今こうして生きてるわけですが、「もしものときに、ちゃんと想いを伝えられる仕組みがあったらいいのに」と思った最初のきっかけでした。
その後、事故で身近な人が突然亡くなったとき、またいつでも会えると思っていたから亡くなる前はしばらく会えていなくて、最後の会話も記憶になくて。さらに、情報がまったく整理されていなかったから、家じゅうをひっくり返して保険の証書や銀行の通帳を探すような状態になって…。
そういった、精神面や実務面の負担も含めてサポートできるサービスが必要だと思いました。
ですが、当時探してみた終活サービスは、ほとんどが高齢者向けで。UIも手間もコストも、正直、自分が使いたいとは思えなくて。
そうであれば、自分たちの世代が気軽に使えて、“死”ではなく“大切な人を想う”気持ちからはじめられるサービスをつくろう、そう思ったのが起業のはじまりです。

基本情報
BASIC
INFORMATION

会社名 株式会社tayori
代表者名 直林 実咲
住所 東京都中野区新井2−7−12 エントピア中野21号
公式サイト、SNS @tayorie_misaki | X (Twitter)
Facebook
公式サイト
設立日 2023年12月14日
受賞歴 2024年
 10月:AptWomen 第9期 採択
2025年
 1月:ビジコンなかの2025 優良賞・創業賞 受賞
 2月:FinoPitch 電通総研賞 受賞  

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