(愛知県・名古屋市)
DeaLiveは、がんとともに生きる人の挑戦を後押しするAll my Lifeというサービスを開発しています。
All my Lifeは、通院での抗がん剤治療中の患者様に対して、がん種、使用抗がん剤、遺伝子特性等を用いて個人デジタルモデルを構築し、そのモデルを用いたシミュレーションから、副作用の発症する時期の予測や、自宅における症状管理および栄養管理等の介入を実施し、治療効率の向上と患者および家族の負担を軽減することを目指しています。これにより、不安ながん治療期おける自宅での生活の質を改善し、がんと言われても動揺しない世界を実現します。
<スタートアップ解説員の「ココに注目!」>
・DeaLiveは、がんとともに生きる人の挑戦を後押しする『All my Life』というサービスを開発しているヘルステックスタートアップです。
・代表の牧原氏は、エンジニアとして、デジタルツインを用いた開発および商品企画を経験。その後、IT系企業にて新規事業企画領域を担当。身内のがん闘病経験から、自宅におけるがん治療期の負担低減に関わるサービスの開発を志し、医師、薬剤師、がん化学療法看護認定看護師、がん病態栄養専門管理栄養士、エンジニアメンバーと共に事業を推進しています。
・「GLOBIS Venture Challenge 2022」大賞受賞、愛知県スタートアップビジネスプランコンテスト 優秀賞受賞、東京理科大学「Cross Tech Venture Pitch」ファイナリスト、経産省「Japan Helthcare Technolory Business Contest 2024」アイデア部門優秀賞受賞など、様々なビジネスコンテストでも高い注目を集めています。
通院がん剤治療中の患者に対して、がん種、使用抗がん剤および各種デバイス等で得られたデータを用いて個人デジタルモデルを構築する。
それらを用いて副作用の発症する時期を予測し、自宅における適切な症状管理および栄養管理等の介入を実施。患者と家族の負担を軽減することを目指す。
本研究では、下記機能をアプリケーションにて提供することで、患者の負担軽減のための基礎検証を実施する。
① がん患者個人のデジタルモデルをバックエンドで構築
└アプリによる日々の副作用などの記録と随時モデルアップデート
② デジタルモデルを用いたパーソナルサポートの実施
└専門スタッフによる個人特性を考慮した遠隔オンライン相談
代表者 |
牧原 正樹 ・愛知県蒲郡市出身 ・名古屋大学大学院工学研究科(修士)卒業 ・グロービス経営大学院にて経営学修士(MBA)を取得 ・自動車会社にてエンジニアとして、デジタルツインを用いた開発および商品企画を経験。その後、IT系企業にて新規事業企画領域を担当。 ・身内のがん闘病経験から、自宅におけるがん治療期の負担低減に関わるサービスの開発を志し、医師、薬剤師、がん化学療法看護認定看護師、がん病態栄養専門管理栄養士、エンジニアメンバーと本プロジェクトを組成 |
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主な実績 | ・大阪産業局 Startup Initial program Osaka '22採択 ・GLOBIS Venture Challenge 2022 大賞受賞 ・愛知県 Station Ai ファウンダーズプログラム '23年度採択 ・国立がんセンター東病院 Venture Incubation Program '23年度支援事業 ・愛知県スタートアップビジネスプランコンテスト 優秀賞受賞 ・東京理科大学Cross Tech Venture Pitchファイナリスト ・経産省 Japan Helthcare Technolory Business Contest 2024ファイナリスト ・経済産業省 始動9期生採択 ・NEDO Technology Startup Supporters Academy2023期生 ・INSEAD Inovation Program 2023期生 ・総務省ICT スタートアップリーグ '23年度参加 |
子供の頃の夢 | 子供の頃は父親の影響でF1などモータースポーツにのめり込み、F1開発のエンジニアになるのが夢でした。その後、中学生時代には映画「アポロ13」に大きく影響を受けてNASAの宇宙開発エンジニアを志し理系の道に進みました。 |
影響を受けたヒト、モノ、コト | ヒト「自分の人生に関わってくれた方々全員」 モノ「デジタル技術全般」 コト「身内のがん闘病経験」 |
起業したきっかけ、成し遂げたい目標、創りたい世界 | 私は愛知県蒲郡市という田舎町で、親戚にはがんの多い家系に育ちました。大学院工学部でエンジニアリングを学び、経営大学院で経営学修士を取得しました。自動車会社でのエンジニアとしての経験からIT系企業の新規事業企画領域まで、キャリアにおいては多くの領域でのビジネスを経験してきました。しかし、私が真に心から志すものは、身内のがんの闘病経験から生まれました。 その経験は私に、がん患者とその家族が自宅での治療期間中に直面する困難や、心理的負担を深く理解させました。私の目標は、医療の専門家とテクノロジーの力を結集し、患者と家族が安心して治療に専念できるサポートを提供することです。ICTやデジタルツインの技術を活用することによって、患者一人ひとりの治療効果を予測し、副作用による生活のペインを最小限に抑える方法を模索しています。 私が成し遂げたいのは、がん患者と家族が最も困難な時期を乗り越えられるような環境を整えること。そして、私が創りたい世界は、病気の闘病中であっても、質の高い生活を維持できる社会です。多くの方々に応援いただ具ことができ、幸運にも賞を頂いたりプログラムに選ばれたことは、私の目指すビジョンが社会にとっても必要となっていることを示していると捉えています。しかし、その先にある真のゴールへの道のりはまだ始まったばかりです。共に、新しい未来を築いていくために是非ご協力いただければと思います。 |
会社名 | 株式会社DeaLive |
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代表者名 | 牧原 正樹 |
住所 | 愛知県名古屋市中村区平池町四丁目60番地12 グローバルゲート11階 |
設立日 | 2023年10月20日(予定) |
受賞歴 |
・GLOBIS Venture Challenge 2022 大賞受賞 ・愛知県スタートアップビジネスプランコンテスト 優秀賞受賞 ・東京理科大学Cross Tech Venture Pitchファイナリスト ・経産省 Japan Helthcare Technolory Business Contest 2024ファイナリスト |
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