(福岡県・福岡市)
麻酔や薬だけでは解決出来ない痛み・不安の軽減に取り組んでおり、『セラピアVR』の研究・開発を行う。
ストレスなどによって痛みを感じる、痛覚変調性疼痛に関する研究
代表者 |
新嶋 祐一朗 大学時は、哲学的アプローチから緩和ケアにおける患者様のスピリチュアルペインについて研究。 催眠療士でもあり、週末にうつやトラウマの軽減のカウンセリングを行う。 2020年よりVRのプログラミングを学ぶなかで、VRによって痛み・不安を軽減出来ることを知る。 かねてより催眠とVRは相性が良いと考えており、自身の持つ催眠の知見とVRのスキルを、興味関心のある『痛みの軽減』に生かせると考え、2021年にxCuraを創業。 |
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主な実績 | 2024年 ICTスタートアップリーグ採択 2022年 異能vation採択 |
子供の頃の夢 | 漠然とですが、宇宙の研究者や精神科になりたいと思っていました。 |
影響を受けたヒト、モノ、コト | ヒト「ヴィクトール・フランクル」 |
起業したきっかけ、成し遂げたい目標、創りたい世界 | 大学時は哲学的アプローチからスピリチュアルペインについて学んでおり、学生の頃より「痛み」や「苦しみ」について興味があった。これらを軽減すべく、大学教授から催眠の技法を教わり、2014年頃から催眠療法士として活動を行う。 ある時、VRのプログラミングを学習する中で、VRによってペインコントロールが出来ることを知る。 催眠とVRは非常に相性が良い。 そのため、自身の持つ催眠の知見とVRのスキルを、ライフワークである痛みの軽減に活かせると考え、2021年にxCuraを創業。 現在は主に「セラピアVR」の研究・開発を行う。 大学でのパイロットスタディでは、手術中の鎮静剤が75%軽減するなどの結果が出ている。 2030年までに、プログラム医療機器のクラス2を目指している。 ICTスタートアップリーグにおいては、ストレスなどで痛みを感じる痛覚変調性疼痛の研究の実施を目標とするとともに、ニーズの特定を目指している。 VRは様々な可能性がある一方で、明確なニーズを特定出来ていない。 そのため、当プログラムを通して、ビジネスニーズを特定し、ニーズがある領域を中心にエビデンスの取得を進める。 セラピアVRを社会実装することで、治療を少しでも楽しいものにしたいと考えている。 治療と聞くと、ネガティブなイメージしかない。 しかし、このような技術を用いることで、少しでも痛みや恐怖を和らげ、治療体験が楽しいものになるような世界を目指している。 |
会社名 | 株式会社xCura |
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代表者名 | 新嶋 祐一朗 |
住所 | 福岡県福岡市中央区大名1丁目3-41 プリオ大名ビル2階 |
公式サイト、SNS |
@Niijima_xCura | X (Twitter) |
設立日 | 2021年2月2日 |
受賞歴 | 2022年 異能vation採択 |
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