(北海道・札幌市)
株式会社岩谷技研は、高高度ガス気球、並びに旅行用気密キャビンを設計/開発/製造し、気球による宇宙遊覧フライトの実現を目指す、旅客技術開発会社です。岩谷技研が目指す宇宙遊覧フライトとは、単に地球の大気圏外に広がる空間(Space)を見に行くこと(Travel)ではなく、調和と秩序のとれた宇宙(Cosmos)に身を置くことによって人々の意識や視野が広がる旅(Journey)を提供することを意図しています。
<スタートアップ解説員の「ココに注目!」>
・何度も何度も失敗しながらも、日本で初めてデジタル一眼レフカメラによる風船宇宙撮影に成功されたり、ガス気球で人を成層圏に運んだ国内初の企業になったりと、人々にとって「身近な宇宙」を体験できる宇宙遊覧という機会がそう遠くない未来にやってくると感じさせてくれる会社だと感激しました!
・宇宙を限られた人たちだけではなく、すべての人が参加可能なものにする「宇宙の民主化」の実現を目指す、日本発の共創プロジェクト「OPEN UNIVERSE PROJECT」を展開。宇宙旅行保険や決済システム、地域振興など、宇宙遊覧を基軸とした共創ビジネスにも注目していきたいと思います!
気球は大気の流れに沿って飛行し、高度のみを制御します。 気球は地上(管制班・気球追跡班)から遠く離れた上空を飛行するため無線での直接通信は困難です。 しかし、安全な運行には安定した無線通信技術が必須となります。 本研究では衛星通信サービスやLTE通信等を使用し、テレメトリ・テレコントロールや気球・管制班・気球追跡班の情報共有システムの構築を行います。 また、気球-管制班-気球追跡班間での状態を リアルタイムに把握できるか検証します。 システムはインターネット上のサーバを介して行い、気球からは生命維持や機器の動作に関わるデータを、地上からは各班の情報や緊急時の指令(気球の降下等)を通信します。
2024年07月17日|T-10キャビンで高度20km越えを達成(北海道河東郡士幌町)
代表者 |
岩谷 圭介 2010年、私は学生で航空宇宙工学を専攻しており、2011年、気球の研究開発を開始しました。宇宙事業の実現可能性は気球にこそあると見出したのです。2014年頃、気球による宇宙実験や宇宙映像制作で事業化、2016年に岩谷技研を設立、大型気球開発に舵を切りました。 今私たちは、気球による宇宙旅行を実現させるべく研究開発を行っています。世界のどの手法よりも速く、かつ将来に渡って安定した運航が可能な宇宙旅行は、気球だからこそ担えます。気球によって新しい宇宙の基盤を築き続けます。 |
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主な実績 | 2010年(平成22年) 日経テクノルネサンスジャパン 奨励賞(第2回) 2013年(平成25年) 札幌市 北海道産業局長賞 2013年(平成25年) 札幌市クリエイティブビジネスコンペ 最優秀賞 2013年(平成25年) クリエイティブビジネスコンペジャック 最優秀賞 2014年(平成26年) サッポロスマイルアワード 文化部門 2014年(平成26年) 北海道スタートアップアワード 審査員特別賞 2018年(平成30年) アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー2018ジャパン 東北地区大会 Startup部門 最優秀賞 2018年(平成30年) EOY Japan Startup Award 2018 Tohoku Finalist 2018年(平成30年) アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー2018ジャパン 日本大会特別賞 |
会社名 | 株式会社岩谷技研 |
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代表者名 | 岩谷 圭介 |
住所 | 北海道札幌市北区北16条西4丁目1-30 |
公式サイト、SNS |
@iwayatweet | X (Twitter) 公式サイト |
設立日 | 2016年4月1日 |
受賞歴 | 2023/09 すごいベンチャー100に選出 |
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