STARTUP LEAGUE

株式会社コクリエ

(大阪府・豊中市)

申請主体は株式会社コクリエとなっていますが、この母体をベースにして「株式会社HAKATTE」を来年4月に設立予定です。創立メンバーは以下の4名です。
鶴田修一
2011年経済産業省へ入省。温室効果ガスの政府目標の策定、IoT社会実現のための技術開発プロジェクト等の国家プロジェクトの立案を行った。その後、株式会社リクルートキャリア等の民間企業で法人営業・バックオフィス・経営企画、IPO準備のリーダー等幅広い業務を経験。
2021年に大阪大学に着任後、大阪大学共創インキュベーションセンターの立ち上げ等、幅広い業務に従事。
荒木徹平
2014年、大阪大学産業科学研究所に助教として着任。
フレキシブルエレクトロニクス、プリンテッドエレクトロニクスの学術領域において多数の成果を有する。2023年度に、科学技術分野の文部科学大臣表彰 若手科学者賞を受賞するなど、若手研究者のリーダー的存在として活躍中。
中島悠太
2012年、奈良先端科学技術大学で助教として着任。カーネギーメロン大学で客員研究員として勤務の後、2017年に大阪大学データビリティフロンティア機構に准教授として着任。Best Paper Award: The 9th Pacific-Rim Symposium on Image and Video Technologyなどの多くの受賞歴を有する最先端AIモデルの研究者。
丸山武志
1994年、さくら銀行(現三井住友銀行)に入行。
その後2006年に株式会社日本綜合研究所に入社し、民間企業の経営コンサルティングやM&Aコンサルティングの業務に従事。その間、複数の地方公共団体でまちづくり関連のマネジャーや顧問の兼務しつつ、龍谷大学や青山学院大学で講師を務めてきた。
企業のファイナンスからガバナンス構築まで幅広い経験と知識を有する。

Technology & Service技術・サービスに関する解説

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シート型センサ「iSheet」がまちを可視化する。コクリエが叶える未来型のまちづくりとは

<スタートアップ解説員の「ココに注目!」>

・最先端の材料技術と情報処理技術を組み合わせた、超軽量多機能型のシート型センサシステム「iSheet」を開発しています。2024年4月にはコクリエを母体に、先端技術やまちづくりなどのバックボーンを持つ4人が集い「株式会社HAKATTE」が設立される予定です。
・食品用ラップフィルムよりも薄くすることができるという「iSheet」の特性を活かし、これまでデータが取れなかったような場所(橋梁、トンネル、水道管など)からもデータを取得することができるとのこと。同社は、そのように新たに取得されたデータをまちづくりに活かすことを構想しています。「トップダウンが当たり前だったまちづくりが、ボトムアップでも行われるようになる」という大きな未来を描く注目のスタートアップです!

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Innovation株式会社コクリエが目指すイノベーション

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iSheetを用いた未来型まちづくりサービス

本研究開発では、iSheetを用いてまちづくりに新たな価値を生み出す事業の開発を行います。iSheetとは、提案者らが開発を進めている最先端の材料技術と最先端の情報処理技術を組み合わせた超軽量多機能型のシート型センサシステムのことを指します。iSheetを用いて、橋梁、トンネル、水道管等まちを支えるインフラ構造物の老朽化問題およびインフラ領域のDX実現に資するに新たなソリューションを提案することを目指します。今年度は複数のアプリケーションに対してiSheetの現場実証を重ね、iSheetを活用したサービスを行うパートナー企業と共に事業開発を加速させる予定です。

この技術を知ってもらう

Representative 代表者紹介

代表者 画像 鶴田 修一
2011年経済産業省へ入省。温室効果ガスの政府目標の策定、IoT社会実現のための技術開発プロジェクト等の国家プロジェクトの立案を行った。その後、株式会社リクルートキャリア等の民間企業で法人営業・バックオフィス・経営企画、IPO準備のリーダー等幅広い業務を経験。 2021年に大阪大学に着任後、大阪大学共創インキュベーションセンターの立ち上げ等、幅広い業務に従事。
主な実績 ○共同研究実績
2020年6月より、NEDO革新センサプロジェクトにおいて、産業技術総合研究所等と「量子現象に基づくトレーサビリティが確保されたワイヤレス機器校正ネットワークの研究開発」の研究開発に従事
○マネジメント実績
・2012年4月より、東日本大震災後の電力需給調整において一般電気事業者10社(東京電力、関西電力等)との調整を行い夏と冬の節電目標の策定を行った。
・2014年5月より、非鉄業界の国際担当係長として、アルミニウムやマグネシウム等の非鉄業界を担当し、TPPを始めとした経済連携協定(EPA)や自由貿易協定(FTA)の交渉を行った。
・2016年6月より、NEDO技術戦略研究センターにおいて、次世代の IoT 社会に向けたナノテクノロジー・材料分野の技術戦略を策定し、革新的センサプロジェクトの立案を行った。
・2019年4月より、管理部長としてIPO推進業務の業務に従事。
・2021年10月より、共創の場形成支援プログラム「未来型知的インフラモデル発信拠点」の副拠点長として拠点管理業務に従事した。
子供の頃の夢 子どもの頃、特に何かしっかりした夢があったわけではなく、自然の中でのびのびと遊んでいたと思います。学生時代も、研究室で研究を始めるまではほぼ勉強もしておらず、大きな目標があったわけでもありません。
影響を受けたヒト、モノ、コト ヒト「上杉鷹山、吉田松陰」
モノ・コト「(社会に目を向けはじめたキッカケ)エネルギー問題と自然エネルギー技術の進化、人口減少と日本の経済成長の停滞に伴い世界における日本の立ち位置の変化」
起業したきっかけ、成し遂げたい目標、創りたい世界 公務員や会社員として仕事をする中で、自分の裁量と責任で社会の仕組みを作りたいと考え、それを実現する手段として起業をすることを選択しました。自分の後の世代により良い社会を残すために、自分に残された時間を費やしたいと思っており、その時間対効果を最大化するために会社を設立しました。
社会が抱える課題はたくさんありますので、それを全て解決することはできないですが、その中でも自分にできることとして、直近は「インフラの老朽化と持続可能なまちづくり」に取り組んでいます。人口減少と少子高齢化が進む日本において、少しでも良いモデルケースを構築することが直近の目標です。

Basic Information 基本情報

会社名 株式会社コクリエ
代表者名 髙﨑 陽子
住所 大阪府豊中市上新田1-10-10
設立日 2023年4月3日

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